最近CMで見かける、アシェット・コレクション・ジャパン社から出版されている「はじめての立体刺繍」創刊号を買ってみました。創刊号特別価格で税込み299円です。
今回作るのはブルーベリーの実。それでできたのがこちら↓
本来ならこの2個一組になっている枝を3本作るのですが1つしかできてません。
なぜならば、ワイヤーが2本しか入ってないのです。ワイヤーは2分の1に切って使うと書いてありますが、実は6個できるので3本ないと足りません。
これはたぶん説明文の間違いなんだろうなと思います。3分の1でも十分足りるような長さがあります。
ここで、すでにテンション下がりまくり。
さらに問題なのが、このワイヤーは針金に緑の紙を巻いてあるけど、それが一部剥がれていて中の針金が見えてしまっています。自分で調整しようとしたけど無理でした。
不良品なのか、説明の間違いなのか、お客様サービスセンターに電話しましたが、全くつながりません。「ただいま回線が混み合っており~~」というアナウンスが流れて切れます。
さらに、このブルーベリーの実を作ってみて気になったのが、刺繍糸の質の悪さ。触った感じもバサバサしているし、完成品も本の見本のようなツヤ、光沢がないです。下記の写真の左が、付録の刺繍糸で作成した物です。右は手持ちのcosmoの25番刺繍糸で似ている色を使用して作ったものです。cosmo の糸を使用したら、見本のような光沢がありました。
付録の刺繍糸は25番刺繍糸より太いです。
今回のブルーベリーの実を作るのに関しては、付録の刺繍糸のバサバサなところが、芯になるウッドビーズに引っかかるので、その点では作りやすいかなと思いました。
それと、問題だったのが付録の針。この写真にはうまく写らなかったのですが、針穴が小さい。付録の刺繍糸2本が通りません。糸通しを使っても通らなかったので、結局手持ちの針を使いました。
作り方の説明は、写真付きで詳しく書かれているので、わかりやすいと思います。刺しゅうの基本についてや、道具についての説明もありました。
ブルーベリーの実の作り方は動画もありました。せっかく動画があるのに見づらいです。直径1センチぐらいのビーズを扱う作業をしているのに、しっかり両手が写る範囲で撮影されています。肝心の作業しているところが見えないです。
創刊号にはブルーベリーの実の他に「グリーンフラワーの小物入れ」と「野花の刺しゅうのはさみケース」の作り方も載っています。が、これに関しては材料は全く入っていないので、材料を買いそろえないと作れません。
以前から立体刺しゅうには興味はあったので、今回このシリーズが出るということで、楽しみに購入したのですが、がっかりな結果になりました。私が購入したのが、不良品だったのか、こういう仕様なのかわかりませんが、あまりに質が悪かったです。299円なので、諦めがつきますが、次号からは1,449円です。
次号はブルーベリーの葉と青い小花①だそうです。ブルーベリーだけは完成させたい気もするけど。今回使ったブルーベリーの実を使ったイヤリングの作り方も紹介されているようですが、付録にイヤリングパーツはついてないので、これを用意しないと完成しません。
作業としては1~2時間すれば完成するので、少しずつ進めて行くにはちょうどいいかなと思いました。完成予定のリース飾りもかわいいです。
でも、私はもう買わないと思います。これなら、専門の本を買った方がいいなと思いました。
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