自主学習にオススメの本

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雑記

 小学生の子を持つお母さん方と集まると、よく「自主学習」が話題になります。みんな、時間がかかって苦労しているみたいです。我が家の息子も自主学習の宿題が出た日は、かなり時間がかかっていましたが、最近はコツをつかんできたようです。

 自主学習は先生によっては、国語と算数だけと指定する先生もいらっしゃるようですが、息子の担任の先生は何でもいいという方ばかりなので、自由にやっています。

 息子の場合は2年生から自主学習の宿題が出るようになりましたが、自由にノート1ページ分学習してくると言われても、何をしていいのか、みんながどんな学習をしているのか、全くわからないので親子共々ストレスの元になっていました。ですが、自主学習が始まって2年半ほどたって慣れてきたので、誰かの参考になればいいなと思い、ブログに書くことにしました。

 基本的には、各科目で新しい単元を学び始めたときは、それを復習するようにしています。割り算の筆算を習った時は、慣れるまでしばらく筆算問題をしていました。新しい漢字を習ったときも、漢字ドリルの練習を自主学習のノートにしています。

 そればっかりだと、嫌になってくるようなので、いろんな本を参考にして自主学習の幅を広げてきました。たくさんいい本に出会ったので少しずつ紹介していこうと思っています。

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「1日1ページで身につく!小学生なら知っておきたい教養366」

 齋藤孝先生の小学館から出ている本です。この本は1週間1テーマになっていて、言葉、文学、世界、歴史、文化、芸術、自然ジャンルの話がのっています。多くのページが最初にクイズがあって、その下に平均12行程度の説明が書いてあるので、すぐに読み終わる内容になっています。

 ことわざ、慣用句や、バッハなどの作曲家、タージ・マハルなどの建築物、万有引力の法則などの科学の発見、ノーベル賞受賞者など幅広い内容が書いてあります。

 最初は語尾を変えただけの丸写しをして、絵を描いたりしてページを埋めていましたが、だんだん自分でまとめられるようになって、関係する情報をさらに調べて書くようになりました。

 知識の幅が広がるし、まとめる力や文章を書く力がつくのでいいと思います。

「考える力が身につく!好きになる 算数なるほど図鑑」

 ナツメ社より2014年に出版された図鑑です。監修者は桜井進先生です。

 オールカラーで「数ってなんだ?」という話から始まります。四則演算それぞれの詳しい説明や、単位に関する話、図形に関する話、ピタゴラスやアルキメデスなど数学者の話、和算の歴史など、たくさんの算数に関する話がのっています。

 分数の割り算はなぜひっくり返すのか?など、つまづきがちなところも例題があって詳しい図で説明されていて、わかりやすいです。

 自主学習では、本にのっている例題をつかって自分で解いています。鶴亀算や、旅人算を楽しんでやっていました。また、自分が生まれてから何秒たったのか?など、例題を自分にあてはめて計算したりもしていました。

 確率、数列、素数など数学嫌いだった私にとっては嫌な思い出がよみがえる言葉ですが、小学生のうちからクイズやパズルのような感覚で触れられるのはとてもいいと思います。

まとめ

 自主学習にオススメの本2冊を紹介しました。どちらも漢字に読み仮名がついているし、とても読みやすくおもしろい内容です。

 慣れないうちはほぼ丸写しでしたが、それでも書くことでしっかりと知識が身につくと思います。最後に自分の感想や、これをきっかけに考えたこと、もっと調べたいと思ったことなどを書けば、立派な自主学習のページができあがると思います。担任の先生からも、知識が広がっていて素晴らしいですねとの評価をいただいています。

 大切なことですが、本の内容を書き写した場合は「参考にした本」として本のタイトルを書く習慣も今からつけていた方がいいと思います。後にレポートをまるごとコピーで出すようなことがないように、今から慣れていて欲しいなと思います。

 自主学習がただの嫌な宿題ではなく、知識の幅を広げる機会になるといいなと思います。

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